和歌山市寺内(平成18年3月25日)
この神社は阪和自動車道・和歌山ICの南約2.9km、阪和自動車道に沿って通る138号線の寺内バス停前に鎮座しています。
江戸期までは鳥羽院の勅願所であった満願寺の鎮守社でしたが、明治以降分離されたようです。御祭神は熊野速玉男命、与母津解男命、伊弉册命、右側社殿には宇迦御魂命、菅原道真、八王子命、左側社殿には白山比命、速開津比古命、速開津比賣命、市杵島姫命をお祀りしています。
境内は小さな山上にあり、参道は私には辛い階段で、三社合同の拝殿は横に広く、その下は一枚岩のようでした。古の人々はこの様な場所に神意を感じ、畏敬の念を覚え、神社仏閣の建立をなしたのでしょうか?余り広くはない社地ですが、綺麗に整理された神社でした。
神社入り口 | 階段の参道 |
三社合同の拝殿 | 熊野速玉男命、与母津解男命、伊弉册命の弊殿 |
神名の扁額 | |
白山比命、速開津比古命、速開津比賣命、 市杵島姫命をお祀りした本殿 |
弊殿と、奥に熊野速玉男命、 与母津解男命、伊弉册命をお祀りした本殿 |
社殿下の大きな岩盤 | 境内に咲く可憐な水仙 |