熊野速玉大社

新宮市新宮1(平成18年3月29日)

熊野川の河口、千穂ヶ峰の北東麓に鎮座しています。ここも熊野の観光名所。マイナーな神社を得意とする我々の出番はあまり無いのでが、ここは出番がありました。何と弘化2年の狛犬がいます。でも狛犬だけご紹介ともゆかないので、順番に紹介したいと思います。

由緒書きはこちら。

神社入り口。左右に社号標が立っています。左が熊野大権現。右は熊野速玉大社。

南部八戸からここまでどの位かかったのでしょうか。江戸時代は今のように交通機関が発達していないので、伊勢神宮や西国33箇所の札所巡り、さらには讃岐の金比羅さんにもお参りして、と言った具合で一年以上かかった様です。この方はよく八回も来れたと思います。

推定樹齢1000年の梛(なぎ)の木。平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛の手植えと言われています。梛としては日本最大。国の天然記念物に指定されています。

弘化2年11月建立の狛犬。

朱塗りの神門。

これも色鮮やかな拝殿。

同じ拝殿を斜めから。

向かって左から第一殿、第二殿、摂社の奥御前三神殿、第三殿・第四殿・神倉宮の三社相殿(あいどの)、第五殿から第十二殿までの八社相殿と5棟、並んでいるようですが、沢山有りすぎて良く解りません。

元々は、神倉山の磐座に祀られていた神で、いつ頃からか現在地に祀られるようになったといわれる。神倉山にあった元宮に対して現在の社殿をだから新宮と呼ぶようです。

左、手力男神社。右、八咫鳥神社。

熊野恵比寿神社。

新宮神社。

熊野稲荷神社。