西牟婁郡白浜町堅田(平成18年3月28日)
この神社は紀勢本線・白浜駅の南約700m、五月ヶ丘住宅の南すぐで、214号線に参道入り口があります。
一般道と兼用の参道は50m程あり、社地は小高い丘の中腹にあります。階段を登り切ると、境内はそれほど広くはありませんが、横に広い拝殿の奥には、同じ覆い屋内に若宮神社、八幡神社、武内神社のこけら葺き屋根の本殿が建ち並んでいます。その左手脇には竈神社、八坂神社、大神社の脇宮三社が、同じく覆い屋内に建ち並んでいました。境内右手は回廊で、その先は神社には珍しく二階建ての籠屋の様な建物に続いていました。
この神社は町指定の文化財に指定された社叢と、毎年11月14〜15日の例祭に、300年の歴史を持つ県無形文化財「稚児やつはち(詳細は下記写真でどうぞ)、笠鉾渡御、獅子舞(古座流と呼ばれる伊勢太神楽系)」などの神事が有名なようです。