三船神社

紀の川市桃山町神田101 (令和4年10月15日)

東経135度21分24.93秒、北緯34度13分39.17秒に鎮座。

この神社は、JR和歌山線・打田駅の南南西4km程の辺り、桃山町神田の街外れに鎮座しております。

御祭神 木霊屋船神・太玉命・彦狭知命・応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・三筒男命・丹生都比売命・高野御子神

由緒
重要文化財(昭和44年3月12日指定) 本殿 三間社流造
摂社 丹生明神社本殿 一間社隅木入春日造
摂社 高野明神社本殿 一間社隅木入春日造
当社は、人皇十代崇神天皇の皇女豊耜入日売命の創祀と伝えられ、鳥羽法皇、美福門院の御信仰もあつく、古くから安楽川莊中の産土神として祀られた社である。紀伊国神名帳には正一位御船大神と記され、神田浦垣に奉祀されたのがはじめといわれる。本殿には木霊屋船神、太玉命、彦狭知命、摂社には丹生都比売命、高野御子神が祀られ、明治の末ごろから、安楽川村四ヶ大字の各神社祭神を合祀している。
現在の社殿は、天正のはじめごろ社殿が焼失したのち高野山座主木食応其上人により天正十九年(1591)に本殿が再建され、摂社はやや遅れて慶長四年(1599)の造営になるものである。三社殿は全体に保存がよく、各所に種々の彫刻が施されたうえ極彩色にいろどられ、和歌山県下における華麗な桃山時代の形式、手法を示す社殿として価値のある遺構である。
昭和47年10月より2ヵ年にわたり、文化財保護法による解体復元修理が行われた。
境内由緒書き より。

和歌山県神社庁公式サイトはこちら。

参道入口

参道

拝殿

本殿

本殿縁側の木造狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

高野神社本殿

本殿縁側の木造狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

丹生神社本殿

本殿縁側の木造狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


神楽殿

境内左上の神輿庫