気比(きび)神社

紀の川市粉河町猪垣(平成18年3月26日)

 この神社は和歌山線・粉河駅の北北西約1.8km、紀州三大霊場の名刹である粉河寺の北西900mに鎮座しています。

 案内には、、旧猪垣村・藤井村の産土で、毎年正月8日に行われた射初の式(鹿の皮を松の枝に掛け 的とし、神前に展列た弓矢で射ること)が有名であったが現在は行われていない。祭神は気鎮神と八幡神(品陀和氣尊)で、そのためか本殿を二間にしている。なお、本殿は二間社流造で、江戸時代の初頃に建てられたと思われる。正面に見られる千鳥破風や唐破風など、当時としては斬新さが見られる、とあります。
 又瑞垣内のクスノキの案内もあり、根元13m、樹高は16mの巨木だそうです。
 御祭神の気鎮神について調べたのですが遂に分からず、何方かお分かりになる方がいらしたら教えてください。

社号標 神社入り口
弊拝殿 市指定文化財の本殿
弊拝殿前の狛犬。歯並びが良く、柔らかな体つきをしています。
(大正6年8月6日建立)
赤毛で群青色の体色をしている神殿狛犬。
逞しい体つきで良い造りをしています。