春日神社

紀の川市打田町東三谷(平成18年3月26日)

 この神社は紀ノ川広域農道沿いに鳥居と案内があり、そこから300m位北に入ったところに境内がある社域の広い神社です。北は山と深い森、東西南には多数の池に囲まれた、神の坐します地に相応しい環境と深遠たる雰囲気を漂わせる神社でした。参拝後はとても清々しい気持ちになれました。
 案内によると、後堀河天皇の御代・貞応2年(1223)に東三谷の守護神として三笠山春日大社より分霊勧請し、春日神社を創建しました。御祭神は天児屋根命、武甕槌命、経津主命、大日女命、天坤雲命で、末社として雨宮八王子社を合祀しています。

朱塗りの両部鳥居 駐車場と手水舎
拝殿前の狛犬。
和歌山の狛犬としては異質な感じがします。
この手の狛犬は滋賀辺りで見かけたような…。
如何にもきかん気でやんちゃな感じ。
(昭和7年夏建立)
立派な拝殿 拝殿内の様子
                      春日造の本殿三社殿。
武甕槌命、経津主命、天児屋根命、大日女命、天坤雲命をお祀りしています。
他に向かって左側に雨宮八王子社と思われる小さな社殿が建っていたように思います。
   
本殿前の可愛い狛犬。
耳が垂れているせいでしょうか、鼻が可愛いからでしょうか、
素朴で暖かい感じの狛犬です。玉垣内のため建立年代は不明です。