楠神社

紀の川市遠方280 (令和4年10月15日)

東経135度23分09.29秒、北緯34度14分43.10秒に鎮座。

この神社は、JR和歌山線・打田駅の南東2.3km程の辺り、遠方の街外れに鎮座しております。

御祭神 大山津見命・楠正成

由緒
当神社は、もと高野山金剛三味院の、若宮を捧持して勧請したものであるという。
寛永12年金剛三味院往持政等の筆及び御霊代としたものに記録して居る。
代々高野山から正遷宮には出張指揮したものの様である。
明治38年許可を得て、字東垣内に鎮座の杉神社を、境内に移転し、大正6年更に許可の上、本殿に合祀した。
『紀伊続風土記』によって調べてみると「遠方村・安楽川荘市場村の東三十町にあり、名義詳ならず賀和村平野氏応永の舊記に近遠村あり」
高野山文永7年の文書に、「荒川村近遠村あり即当村なるべし村老の伝えに、当村舊は、安楽川の出村なりという村の西川上に、大岩あり田中荘高野村との界なり、楠神権現社、村中にあり一村の産土神なり森の内に楠の大樹あり、祭礼九月二日の午日なりと、又杉宮明神社、村の十三町山の半腹にあり、祭神詳ならず、森杉樹多し故に杉宮と称す」
当今、氏子青年の減少により、例祭行事は10月第2日曜日に行っている。
和歌山県神社庁公式サイト より。

鳥居

拝殿

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿内部

本殿

本殿縁側の木造狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

左右の脇社


お隣円福寺の無縁仏