岩出市宮(平成18年3月25日)
この神社は63号線と14号線が交わる宮信号角に鎮座しています。鎮守の杜の木々が豊かで、広く、落ち着いた神社でした。
入口正面には大きく横に広がった拝殿が立ちふさがり、ぐるっと横に廻ると大きな屋根の付いた弊拝殿が並び、それらを繋ぐ形で瑞垣が廻されています。垣内には重厚な檜皮葺きの本殿が二棟。向かって左側には主祭神・日本武尊、他、神祇官八神(高皇産霊神、神皇産霊神、魂留産霊神、生産霊神、足産霊神、大宮賣神、御食津神、事代主神)他十二の大神を祀る熱田明神社が建ち、右側には素戔嗚尊、他十四柱の大神を祀る八坂神社?(祇園社?)が厳かに建っています。
社伝によると、和銅5年(712)日本武尊を尾張の熱田神宮より勧請し、その後、康治元年(1142)興教大師覚ばんが根来寺鎮護の神として総社明神を祀られ、三部権現と称したとあります。素戔嗚尊はその子神の五十猛命等と共に紀の国の郷土神としてお祀りしているようです。
10月の第1土曜日に行われる「齋刺(よみさし)祭」は旧神領地を確認する神事として、東へ一里、西へ一里半の御旅所に、深夜神職などが集い、神興渡御し、神籬を建てます。その榊の枝を戴くと、東は上半身、西は下半身の悪い所が治ると言われており、多くの人で賑わうそうです。(平成祭データより)
と、この素晴らしい神社の撮影中、とんだハプニングが起こりました。未だ保証期間も切れていないデジカメが突如故障し、撮影不能となってしまったのです。その場は娘のデジカメで何とか凌ぎ、明日からの為に急遽もう一台デジカメを買う羽目に…(´ヘ`;) 。