丹生神社

伊都郡高野町高野山 (平成25年8月14日)

東経135度35分04.82秒、北緯34度12分47.51秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
蓮華定院での夕食から「ろうそく祭り」への出発まで時間が有り、周辺を散策して小さな丹生神社、高野神社を見つけました。これが山王院本殿と同じ形式。一段と高い所に鎮座し向かって右が丹生神社、左が高野神社、社殿の作りも似ています。

高野町にはこの形式の丹生神社が多いいですね。どれも一段と高く、並びも同じ。

高野町相之浦字堂垣内138の丹生神社

高野町湯川399-1の丹生神社

高野町西ヶ峯183の丹生神社

空海が修行に適した土地を探して歩いていたところ、大和国宇智郡(奈良県五條市)で、黒白2匹の犬を連れた狩人(実は、狩場明神という名の神)に出会った。狩人は犬を放ち、それについていくようにと空海に告げた。言われるまま、犬についていくと、今度は紀伊国天野(和歌山県かつらぎ町)というところで土地の神である丹生明神(にうみょうじん)が現れた。空海は丹生明神から高野山を譲り受け、伽藍を建立することになったという。この説話に出てくる丹生明神は山の神であり、狩場明神は山の神を祭る祭祀者であると解釈されている。つまり、神聖な山に異国の宗教である仏教の伽藍を建てるにあたって、地元の山の神の許可を得たということを示しているのだとされている。高野山では狩場明神(高野明神とも称する)と丹生明神とを開創に関わる神として尊崇している。
ウィキペディア より

全景

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