東牟婁郡串本町串本(平成18年3月28日)
この神社は41号線の串本中北から西に入り、突き当たりに鎮座しています。
案内が無く詳細は分かりませんが、神功皇后が朝鮮より帰国された時香坂皇子と忍熊皇子の謀犯が起こり、難を逃れるため家臣とともに南海の地に船で逃れ、串本の近辺に流れ着きましたが、その際大臣武内宿禰に幼帝応神天皇の守護を託し、自らはまたお戻りになった…という伝承が残っているようです。
広い社地、深い鎮守の杜、静かな佇まいの、歴史ある古社に相応しい神域でした。ご神木の柏槙の捻れたような樹皮と枝振りは、大木に尚一層の迫力を与えていました。
神社入口 | 境内の大楠 |
大正4年生まれの浪花おデブ狛犬。 紀州の狛犬はホンワカ系が多くて嬉しいですね〜。 |
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(大正4年12月吉日建立) |
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ご神木の柏槙と拝殿 | 本殿 |
拝殿前の三角顔狛犬。ツンと立った鼻が可愛く顎のカールが良い感じです。 | |
本殿前の石造神殿狛犬。 拝殿前の狛犬とよく似ていますが、とても小振りです。 阿は口中に玉を含んでいます。悪戯そうで可愛い狛犬です。 |
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境内社・入り口と社殿 | |
鎮守の杜の様子 | |