東牟婁郡串本町高池(平成18年3月28日)
この神社は古座川の左岸、227号線から一本東に入った道路に面して鎮座し、奥行きが無く間口の広い社地を有しています。背後の鎮守の杜は古座川町の天然記念物指定の社叢となっており、「この木何の木気になる木」ではないですが、私には樹名が分からない大木が境内に何本も聳えていました。
神社の由緒書きがなかったので、帰ってからインターネットで検索すると、旧古座川町高川原にも同名社があり、そちらは「ハライの宮」の分霊を遷した社で、御祭神は素盞嗚尊ということですが、高池の神戸神社本殿には神狐が見えます。こちらは稲荷社なのでしょうか?
只、例祭は有名なようで、約800年前から鳥居がない神戸神社に、毎年1回「霜月に社殿より高く燃える火を焚け」とのお告げがあり、現在でも氏子さん達がこれを守り伝えられておられるようです。
神社外観 | これは何だと思いますか?実は神社の前は道路ではなくて川の上に水捌けの良い金属製の蓋がしてあったのです。もちろん、車も通れますよ〜。 |
神社入口 | 拝殿 |
本殿はこけら葺き流造りの素敵な社殿でした。 | |
灯籠と得体の知れない火山岩のようなもの | 私には何の木だか分かりませんが、凄く威圧感と崇高な感じが入り交じった感情が湧いてきたのを覚えています。 |
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