鹿島神社

日高郡みなべ町埴田20 (令和4年10月15日)

東経135度19分42.87秒、北緯33度45分30.38秒に鎮座。

この神社は、JR紀勢本線・南部駅の南700m程の辺り、埴田の街中に鎮座しております。

御祭神 武甕槌大神・天照皇大神・須佐之男命・誉田別命

由緒
当神社の現境内は、明治初年までは南部湾の鹿島に鎮座する元本社の遙拝所としてこの所より常に遙拝したもので、本社の創始は年月不詳であるが、大宝元(707)年以後、太上天皇・文武天皇・持統天皇の紀伊国行幸の際、当地方をうたわれた13首の御製の中に当時、鹿島大明神として鎮座されていたことが明らかで、尚それ以前に創始されていたことは明瞭である。 百数十年の昔関西地方を襲った宝永・嘉永両度の大地震大津浪の際、鹿島のお蔭により南部郷一帯は被害僅少であったことから、鹿島明神の加護厚きことをもって報恩感謝の現れとして、5月3日の明神祭と8月1日の献火の花火祭が毎年益々盛大に挙行され賑わっている。
田辺藩主安藤家の武運の守護神として累代崇敬厚く、元和年間に藩祖直次公が三河の国より田辺に入城の際、海路旅に用いた軍船明神丸及び陸路の行列に用いた諸具の総てを当神社に奉納されて以来、10月第3日曜日の秋祭の渡御に使用し、特に奴行列は紀南でめずらしく見物客の賑わいを添えている。
(当神社宝物)
安藤帯刀公の関ヶ原の戦いに着用の黄金造りの太刀と陣羽織が奉納されており、社宝としている。
和歌山県神社庁公式サイト より。

参道入口

参道

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治45年(1912)7月吉祥日建立)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和17年(1942)2月建立)

拝殿内部

本殿


末社

稲荷社

古刀比羅社

豊受社