塩屋王子神社

御坊市塩屋町北塩屋(平成18年3月27日)

 この神社は、王子川が日高港に注ぎ込む河口近くの425号線に面して鎮座しています。
 旧熊野街道に面し、「熊野99王子社」の中でも由緒ある神社で、御祭神は天照大神他11柱。天照大神の像が美しいところから、別名「美人王子」と呼ばれており、江戸時代までは氏子を持たなかったといいます。伝承では大同年間(806年〜)に魚屋権兵衛が製塩業を開始すると同時に伊勢神宮の御分霊を勧請し、一祠を創したとも伝えられています。

神社入口 境内脇の桜並木
市指定天然記念物の鎮守の杜
ナギノ木(梛木 竹柏)が多いようです。
拝殿 本殿
本殿左脇の境内社
左から船玉社、神武社、須佐社
本殿右脇の境内社
左から琴比羅社、稲荷社、恵比須社
史跡・御所ノ芝
後鳥羽院 行在所ノ跡
美人王子の絵馬
推定樹齢1000年以上のイスの木(蚊母樹)