建石勝(たていわかつ)神社

魚津市吉島2972 (平成21年8月19日)

東経137度25分19秒、北緯36度49分36.16秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
この社は魚津駅の東北東約1.3km、8号線に面して鎮座しています。

御祭神:武甕槌命
由緒:当社は平安時代の延喜式神名帳に記載のある、県内でも数少ない式内社である。旧社格は郷社として高い誇りを持つ。この郷開拓の昔から、開運と産業発展の守護神である武甕槌命を御祭神として篤い尊崇を捧げてきた。神話では天孫降臨に際し、出雲の王者大国主命と戦わずして降伏させたので、武道の神としても有名である。
天正年間(1573〜1591)まで別当を設置し、祠官二名、その他巨額の社領などがあったという。戦国時代、越後の国主長尾謙信が越中攻略の際、社殿などことごとく兵火にかかり、その後中絶していたが、天保11年(1840)、現在地に再建した。
昭和9年、本殿を再建。昭和50年、神社本庁神社振興対策指定神社となる。
平成4年、建設省の一般国道8号線バイパス事業により、境内地を一部変更。それを機に社殿を新築、境内を整備し、造営事業を完成した。

神社入口 社号標
「郷社建石勝神社」

境内入口にいる太め垂れ耳の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和9年(1934)11月建立)

境内の様子

手水舎

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋