杉原神社

富山市八尾町黒田3928(平成21年8月18日)

東経137度9分26.2秒、北緯36度36分20.97秒に鎮座。

【神社情報・ナッキーさんより】
 この社は高山本線・越中八尾駅の北東約2.5km、合場川右岸に鎮座しています。

 御祭神:杉原大神、誉田別命、建御名方命、菅原道眞、水分神
 祭礼日:1月1日・元旦祭、2月17日・祈年祭、4月17日・春季例祭、11月23日・秋季例祭、12月31日・大祓と除夜祭
 由緒:はっきりとした発祥年代はわかりませんが、少なくとも千五百年以上(おそらく二千年近く)の歴史があります。
 その昔、一本の杉の大木に降り立たれた神様がこの地に流行っていた疫病をお鎮めになられました。人々はこの神様に感謝し、社殿をお造りしてお祀りするようになりました。時が流れ(といってもこの時点で一千年以上昔です)、未曾有の豪雨がこの地を襲いました。しかし、一組の夫婦(辟田彦・辟田姫)の命がけの努力により、田畑を守り抜くことができました。人々は彼らを讃え、疫病をお鎮めになった神様と併せてお祀りするようになりました。これが杉原神社としての始まりです。
 現在はさらに水分大神(水神様)、天神様、八幡様、建御名方神(お諏訪様)を併せてお祀りしています。ここ黒田の氏神様としてだけでなく、病気平癒・夫婦円満を始め、学業成就・開運招福など広い御利益のある神様として信仰されています。
 拝殿は昭和61年11月に新築された権現造、本殿は天保14年建造の流造です。
(「杉原神社公式サイト」より)

 尚、この社は富山市婦中町田屋・杉原神社と共に、越中國婦負郡・杉原神社の論社となっています。

社号標
「延喜式内
 杉原神社」
南参道入口 社号標と鳥居
参道の様子
自然石を使った灯籠
手水舎
境内の様子
拝殿前、昭和60年生まれの岡崎現代型狛犬
(昭和60年(1985)11月建立)
拝殿
拝殿内の様子
本殿正面
縁には逞しい木製寝殿狛犬が居ます。
本殿鞘堂
東参道入口