刀尾(たちお)神社

富山市太田南町321 (令和元年8月21日)

東経137度14分35.75秒、北緯36度39分27.84秒に鎮座。

この神社は、富山地方鉄道不二越上滝線・上堀駅の北東1.5km程の辺り、太田南町の街外れに鎮座しております。

御祭神 手力男命

由緒
古来、立山七社に数えられ、江戸時代を通じて、西国方面からの立山参詣者は必ず立寄らねばならない立山参道の西の玄関口であった。
手力男命を主祭するが、剣岳の地主神刀尾天神(刀尾権現)を祀る。隣接して真言宗刀尾寺があり、神仏習合時代の名残りを留めるものである。
立山の開山者、慈興上人が雄山神社前立の神として、この地に社殿を営んだと伝えられ加賀藩から社地三千坪の寄進があった。
木像朱塗の両部鳥居があるが、江戸時代までは立山関係の摂末社には必ずこれがあったようであり、この赤鳥居は、最後に残った最大のものといえる。参道の脇には、登山者に施す湯を沸した石炉の跡がある。
境内由緒書き より。

参道入口。境内は400m程西。

一の鳥居

参道

二の鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治32年(1899)9月建立)

参道

境内入口

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(元治2年(1865)乙丑2月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


水神社鳥居

水神社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和7年(1932)5月建立)

水神社社殿