神明社

富山市古沢 (平成26年9月19日)

東経137度09分05.08秒、北緯36度41分03.20秒に鎮座。

この神社は、JR高山本線・婦中鵜坂駅の北西2.5km程の辺り、富山市ファミリーパークの南側山中に鎮座しております。

御祭神 

由緒
法尻山はもと婦負郡土代村(現、小杉町)の所有地であったが、後、高木村に譲られた。
今から約300年前に古沢屋仁右衛門という人が私財を投じて古沢用水に引水してから、豊穣と家内の安全を祈願する神社を法尻山山麓に建設したのが、高木村の人々あったと伝えられている。
祭神は、天照皇大神と豊受大神を祭り名称を神明社とした。文政4年(1824)この社を山守料年米五斗を添えて古沢本村に譲った。
これより先、古沢用水の通水を祝って毎年9月6日の祭礼の日に収穫と家内安全に対する感謝の念をこめて、奉納相撲が執行された。
参加の人々は遠く石川県の能登や、氷見方面からもきて盛大に行われた。人々はこれを法尻の相撲と称した。
やがて明治22年(1889)、市町村制が施工される頃までこの祭りの挙行は、高木村の人々が権威をふるったがその後、古沢本村が管理し今日に至った。しかし最近では、この相撲は中絶されている。
呉羽山観光協会

参道入口

鳥居

境内入口

手水舎

拝殿

本殿覆屋

本殿覆屋前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

本殿


法尻相撲場址

御神木の夫婦杉