水宮(すいぐう)神社

砺波市庄川町三谷2818(平成21年5月3日)

東経137度00分25.68秒、北緯36度36分30.77秒に鎮座。

 この神社は三谷公民館に隣接して鎮座しています。砺波平野の人々は、昔から何度も洪水にあいながらも、用水を引き、田畑を耕して暮らし、村や町には必ず鎮守の杜があり、人々を守る産土神が祀られています。そして、庄川と深くかかわる川沿いには、多くの水神様が祀られているそうで、この社もその内の一社です。かつて谷内川(やちがわ)の氾濫で、御神体が下流の水宮村(砺波市)に流され、村人に拾われて無事に戻ったという伝説さえあるそうです。(「河川の歴史読本 庄川」より)

 御祭神:水若酢命
 由緒:本社は般若野郷三十余村の総社なり。

社頭
社号標
「村社 水宮神社」
入口の台輪鳥居
境内入口 台輪鳥居
拝殿前、大正15年生まれの狛犬
左右共にやや口を開き、阿の様に見えます。右の狛犬は宝珠を付け、口中に玉を含んでいます。左の狛犬は頭部に張り付いた長い角を付けています。柔らかで滑らかな感じの彫り方で、背中には筋肉の盛り上がりが見られます。左の狛犬の顔面が欠けているのが残念です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正15年(1926)2月建立)
拝殿
本殿覆い屋
境内社:神明社
御神木