神明社

砺波市五郎丸6721(平成21年5月3日)

東経136度57分50.87秒、北緯36度36分45.64秒に鎮座。

 この神社は砺波南部小学校の東北東約1kmに鎮座しています。
 鎮守の杜はあるのですが、境内前面に大木が無く社殿が良く見えていましたが、これは平成16年の台風23号で境内の杉数十本が倒れた後遺症で、伊勢神宮より桧の苗木30本を戴き、未来に夢を託した植樹がされていました。
 社号標の建つ参道入口から先は、珍しく未舗装の畦道のような感じの道路で、参道を横切るように一般道が造られていました。神社との境界ともいえる玉垣はなく、どこからでも参拝できる開放的で明るい神社でした。
 拝殿は大きく、彫刻が施されており、こちらには「神明宮」の額が掲げられていました。拝殿の後ろには、少し離れて中門と透かし塀に囲まれた、重厚な流造りの本殿が建立されています。

 この社に案内は無く、御祭神は天照皇大神と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。境内社として天満宮が祀られています。

神社遠景
参道入口 社号標
「五郎丸 神明社」
参道途中に建つ明神鳥居
境内入口の神橋と参道・境内の様子
拝殿前、昭和6年生まれの狛犬
阿は玉を持ち、鬣や尾の渦が綺麗な狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和6年(1931)4月建立)
拝殿 拝殿に架かる額
「神明宮」
目貫彫刻・龍
木鼻・狛犬
手挟み・波間の亀
中門と透かし塀
本殿
社殿全景
境内社:天満宮
井戸と桧の若木
平成16年の台風23号で境内の杉数十本が倒れたので、伊勢神宮より桧の苗木30本を戴き、未来に夢を託して植樹されました。
境内の様子