高岡市二塚580(平成21年5月3日)
東経137度0分55.66秒、北緯36度42分27.18秒に鎮座。
この神社は二塚駅の南東約800mに鎮座しています。豊かな鎮守の杜には沢山の白鷺が営巣している、自然環境の整った神社でした。
この社は悪皇寺宮ともいい、後醍醐天皇の皇子・恒性皇子を祀っています。
元弘2年(1332)3月、幽閉中の恒性皇子を奪取して出羽・越後から挙兵しようとする者達が北陸道を経て京へ攻め上るという噂が流れ、これを恐れた北条時有は甥の北条貞持に命じて同5月10日恒性皇子を暗殺したといいます。皇子の死後、村人らが皇子を偲び相計って宮を建てたという事です。昔の境内は広大で濠で囲まれていたといい、毎年5月10日に祭が行われていたといいます。
社頭 |
境内入口 | 社号標 |
参道途中の台輪鳥居 | 「悪皇子宮」碑 |
拝殿前、昭和4年生まれの狛犬 大きな頭部で首が無く、厳ついけれど愛嬌もある狛犬です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(昭和4年(1929)4月建立) |
拝殿 |
本殿 |
鎮守の杜の木の上に営巣している白鷺 |