白山比盗_社

高岡市江尻(平成18年11月25日)

 この神社は国道8号線の向野本町から、小矢部川に沿って北東に進み、約900mで右手の白山公民館隣に鎮座しています。

 御祭神:菊理姫命、建御名方命、弥都波能売神
 由緒:創建は古く不詳ですが、正徳2年(712)の神明町に記載があります。御祭神の菊理姫命は神仏習合の時代には如意輪観音のお姿で、あらゆる願望を成就させるという霊験あらたかな神として、延命、安産、災難除けに信仰されていました。日本書記の中では伊弉冉尊、伊弉諾尊が黄泉津平坂で争った際に、二神の間に入って争いをとめた神として、和合、縁結びにも御利益があるとされています。

神社入口、一の台輪鳥居 参道の二の台輪鳥居
境内入口の三の鳥居 拝殿
大正6年生まれの出雲丹後狛犬越中バージョンで、阿吽の位置が反対です。
少々上向きで、ほんわりと暖かみが感じられる容姿をしています。
腿の瘤が良く残り毛の流れがスムーズです。
吽の前脚と尾の先が欠けているのが惜しいですね。
(大正6年9月建立)
本殿覆い屋