八幡社

高岡市伏木古国府2-1-1(平成18年11月25日)

 この神社は24号線の伏木古府信号から小矢部川の反対側に向かう道路にはいりすぐ右折して坂道を上ると右側に鎮座しています。道路脇の社号標脇の階段を登ると左右には住宅が建ち、その奥に境内が有ります。自然林の広く豊かな杜は紅葉し、落ち葉をガサゴソといわせながらの参拝は、昔を思い起こさせ懐かしい気持ちになれます。

 御祭神:応神天皇、神功皇后
 例祭:春祭 5月15日、秋祭 9月23日(獅子舞神事)
 由緒:通称・古府八幡社と呼ばれ親しまれている神社ですが、越中国司だった大伴家持が氏神として崇敬した神社で、近くに国府館の跡と推定される所もあります。また小矢部川左岸の大地上にあり、義経・弁慶で有名な「如意の渡し」があったところで、境内にはその記念碑が建てられていました。近くの渡し場には義経・弁慶の銅像が建てられています。

社号標「村社 八幡社」 境内の様子
慶応元年(1865)生まれの狛犬。吽には角が付いています。
浪花系の尻尾をしていますが、顔はのんびりとして険しさが無く、口蓋も波打っていません。
素朴な人を引きつける魅力を持った狛犬です。
(慶応元年(1865)3月建立)
拝殿 本殿覆い屋