八幡社

高岡市石瀬(平成18年11月25日)

 この神社は石瀬地区の庄川左岸河川敷に面して鎮座しています。地図には天満宮と記載されていたのですが、地域の方にお聞きしたところ「この神社は八幡社ですよ。」ということでした。境内には「平成4年11月23日 庄川左岸堤防上150-1番地より移設」の碑が建っていました。
 案内が無く、なぜ平成4年に神社が移設されたのか、元々天満宮の社地に八幡社を合併したのかどうかなど、創建も由緒も不明です。
 神社の入口前は庄川の堤防となっており、ここでは賑やかに「庄川鮭まつり」が行われていました。

神社遠景と入口 拝殿
明治41年生まれの耳垂れ尾立ち狛犬。
阿は口中に玉を含み、身体には瘤の渦巻きや鬣・体毛・尾などに
綺麗な曲線の沢山の渦巻きが付けてあります。
浪花や出雲よりおっとりと大人しめの感じがします。
(明治41年9月建立)
拝殿内の様子 本殿覆い屋
神社裏の庄川河川敷では「庄川鮭まつり」が行われていました。
庄川は鮭、鱒の遡上で有名で、秋になると遡上が始まり、
高岡大橋の下流側にヤナが仕掛けられ、鮭の捕獲が行われます。
11月1日〜30日は「庄川鮭まつり」として、
鮭の漁場で鮭のつかみ取りや鍋などが楽しめるのだそうです。