神明社

南砺市飛騨屋1(平成21年5月3日)

東経136度57分35.35秒、北緯36度34分42.38秒に鎮座。

 この神社は国道156号線・岩屋信号から西に入り、山野保育所を左折、160m程で右側に鎮座しています。県内最古といわれる推定樹齢・470年の皀 (サイカチ)の樹があることで有名で、境内にはいるとすぐ左側に、樹幹に苔を付け横たわった姿の皀を見ることが出来ます。

 御祭神:天照皇大神、豊受皇大神
 由緒:本社は戦国時代に飛騨屋村が開かれたと同時に設立、字砂田島に鎮座される。
 文化2年(1805)神社書上帳に「神明宮、水島長谷川日向守」とあり、社殿は明治4年の調書では七尺に八尺と記録されているが、明治27年、欅・桧を使用して幣殿拝殿は松井角兵が棟梁として任にあたった。…後略…。

社号標 参道の様子
社頭
境内入口の明神鳥居と町指定天然記念物・皀(サイカチ)案内

推定樹齢・470年(県内最古)、幹周・4.11m、樹高・6.3m
 皀は豆科の落葉高木で、川沿いなどの原野や河原などに生え、かつて飛騨屋神明社の近くに川が流れていたことの名残です。付近には、皀原島という地名があることから、その辺り一帯に群生していたことがうかがえます。
 5月には小さな花がたくさん咲き、9月には細長い30cmほどの豆がなり、幹と枝に大型の刺があります。
境内の様子
拝殿
拝殿屋根に居る飛び狛さん
拝殿目貫彫刻・龍
拝殿木鼻・狛犬
本殿鞘堂