白山宮

南砺市上梨(旧平村)654 (平成27年9月26日)

東経136度56分01.17秒、北緯36度24分29.07秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
JR城端線城端駅からバスで35分、東海北陸自動車道五箇山ICから車で約10分程、五箇山温泉の東300m程の辺りに鎮座しております。

五箇山の白山宮境内で9/25(金)9/26(土)に『こきりこ祭り』が開催され、私は26日にいきました。こきりこ踊りの解説を聴き、その後参拝しました。

御祭神 白山菊理媛命

御由緒
高い樹木に囲まれ神聖な空気に包まれた 白山宮。普段は公開されていませんが、秋のこきりこ祭りの時にだけ目にすることができる白山宮本殿は、富山県内最古の木造建築物です。本殿内には白山権現菊理媛命(はくさんごんげんきくりひめのみこと)が祀られており、33年ごとに開帳されます。奈良時代初め、泰澄大師(たいちょうだいし)が人形山の山頂に建立したものを上梨白山宮に移築したとされており、その遺構は一間社流れ造り(いっけんしゃながれづくり)で、正面中央の「蟇股(かえるまた)」は一木を刻んだ室町時代中期の優れた作品です。
富山県観光公式サイト>とやま観光ナビ>白山宮本殿 より

こきりこの由来等の原文はこちら。

「こきりこ(古代民謡)」の碑と一の鳥居

二の鳥居

手水舎

狛犬と舞殿

金沢型を彷彿させる豪勢な尻尾を付けています。拡大写真はこちら。
(年代不明)

鞘堂

鞘堂天井絵

本殿

蟇股(かえるまた)


こきりこ踊り
日本最古の民謡といわれる『こきりこ』。白山宮・舞殿にて五箇山とこきりこの歴史紹介・こきりこ保存会の唄と踊りの披露、また隣のこきりこ館にてささら踊り体験も楽しめます。発祥地である五箇山で、美しく洗練され大切に守り伝えられた唄と優雅でキレのある舞い。
とやま観光ナビ>越中五箇山 こきりこ踊り より

ステージ上で解説、持っているのは「びんざさら」

こきりこ踊り

村上家
約400年前の建築当時の様式を伝える貴重な合掌造り家屋で、民族資料なども展示しています。五箇山地方の民家のうち、古い時代の形式を改造されずに残している建造物がこの「村上家住宅」です。この種の家屋を一般に「合掌造り」と呼んでいますがその中でも最大規模の農家で、一重4階、切妻造り茅葺、戸口は妻入り、間口は35尺2寸、奥行は67尺5寸あります。天正年間に建設されたと伝えられており、多くの古風、古式の遺構が残っているのは、全国にその類を見ないといわれています。また、江戸時代に五箇山の主産業といわれた塩硝製造や和紙製造等の民族資料数千点を陳列しており、五箇山の生活史を見ることもできます。これらのことは、当主が囲炉裏を囲みながらお話しします。
村上家>村上家について より