神明宮

射水市本町1(平成18年11月25日)

 この神社は本町1丁目、内川近くの11号線に面して鎮座しています。本町1丁目の産土神社で、そんなに広くはない社地ですが、綺麗に手入れされた気持ちの良い神社です。狛犬も拝殿前、本殿脇、社殿内と3対も居ました。

 御祭神:天照皇大神
 由緒:通称・藤の宮神宮といわれ、大納言徳大寺實通卿が奈呉の浦に下向の折、当社に詣で藤の木を植えた事に因んだと伝えられています。神領地の舟付は南北朝時代に後醍醐天皇の皇子宗良親王が上陸した舟着であると伝えられます。

神社入口 拝殿
大正4年生まれ、本殿脇にいる尾立ち狛犬
貫禄のある狛犬で、大きな垂れ耳をしています。
阿吽の位置が反対です。
眉毛、顎髭、鬣、尾には曲線が多く使われ、
滑らかで石工さんの腕の確かさが感じられます。
砂岩のため阿の顔面は欠け落ち、身体の所々に剥落が見られます。
(大正4年11月建立)
拝殿内の石の神殿狛犬
阿吽の位置が反対で、阿は玉の上に手を乗せています。
非常に小顔で垂れ耳、鬣や尾が生クリームの絞り出し状態で、
長い毛先が背中でくっついています。
身体には筋肉を表す大きな瘤が表現され、
爪の先まで神経の行き届いた彫りがしてあります。
本殿覆い屋