日吉社

射水市立町12(平成18年11月25日)

 この神社は立町の350号線と内川の間に鎮座しています。入口には山王鳥居と台輪鳥居を折衷したような鳥居が建っています。真っ直ぐな参道奥には瓦屋根の拝殿と大きな本殿覆い屋が続いて建っています。その拝殿前では超顔デカの浪花系狛犬がお出迎え。社殿裏側は月極駐車場となっており、余程お祭りが盛んなのかあちこちの町内の曳山格納庫が並び聳えているのにはビックリしました。又、珍しいところでは境内社の案内に何の神様かは分かりませんが、「病の神 おこりはん」が祀られていました。

 御祭神:大山咋神
 由緒:立町の産土神社ですが、元和5年(1619)大津市坂本の日吉大社より勧請されました。天正9年(1581)最後の越中守護代・神保家神保長住が出した制札では放生津の三宮の一画を担っていた由緒ある古社です。江戸時代までは山王権現社、又は略して山王社と呼ばれていましたが、明治期に現社名に改称されました。

神社入口 拝殿
拝殿内の様子 本殿覆い屋
大正12年生まれの超顔デカの狛犬。
浪花系の狛犬で、吽には小さな角が付いています。
平面的な人面顔で「満面笑みを浮かべる」とはこの狛犬のことでしょうか。
(大正12年建立)
「病の神 おこりはん」の案内と社殿
沢山の曳山格納庫 近くのテレビアンテナで一休みの鳶