垂姫(たらしひめ)神社

氷見市薮田299 (令和元年8月19日)

東経137度00分08.72秒、北緯36度53分24.46秒に鎮座。

この神社は、氷見市役所の北北東5km程の辺り、薮田の街中に鎮座しております。

御祭神 天照大御神・豊受比売大神・息長帯比売命・誉田別命・比盗_・伊邪那岐命・伊邪那美命・菊理比当ス・倉稲魂命

由緒
このお宮は「垂姫神社」と呼び息長帯比売命を主神として、古来当地区の守り神として崇敬してきた。
往古の八幡宮は現在の八幡の沖に二、三百m海中に突き出した風光明媚な岬がありその上にあった。
万葉の歌人であり越中の国守であった中納言大伴宿称家持卿は、此の勝景をこよなく愛し度々遊覧し次のように詠んでいる。・・省略・・
如斯勝景の名跡なるも、波浪の浸食により漸次騫け崩れ鎮座せし八幡宮も江戸初期、寛永年中(1624〜1643)白山社が有った今の垂姫神社の地へ遷座された。
現在の垂姫神社の社号は、天保15年(1844)10月に、神宣状を賜わり改称されたものである。八幡宮、白山宮本殿再建は天保5年(1834)甲午7月2日。垂姫神社拝殿は明治叡文武21年7月の再建である。
指定村社年代は不詳であるが、戦後社格が廃され、昭和27年(1952)9月10日神社本庁に所属し、「宗教法人垂姫神社」となった。
境内由緒書き より。

参道入口

境内入口

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋