白山社

氷見市大境196 (令和元年8月19日)

東経137度01分59.80秒、北緯36度55分10.69秒に鎮座。

この神社は、氷見市役所の北東10km程の辺り、大境の街外れ、富山湾の海岸近くに鎮座しております。

御祭神 伊邪那美命

由緒
大境鎮座の白山社の創始年代は不詳であるが、宝暦14年(1764)の記録によれば、大境の岩屋に菊理姫明神を祀る二間四方の堂があったと記されている。白山社の境内には縄文時代の遺跡「国指定遺跡 大境洞窟住居跡」があり、本殿は海蝕洞窟の中にある。
この大境洞窟のある岬が「九殿」または「宮殿」と呼ばれたことから江戸時代の社号帳や棟札には「九殿大明神白山宮」と記されている。明治以降、現社号「白山社」に改称した。
大正7年(1918)この白山社の社殿改修の折に、多くの縄文土器と弥生土器、人骨や石器が出土したことから日本初の洞窟遺跡として新聞に記載されたことをきっかけに、東京帝国大学の柴田常恵ら調査団の本格的な調査が行われた。この調査により、初めて縄文文化が弥生文化に先行することが確認され、弥生時代に抜歯の風習があったなど、歴史的な大発見があり、大正11年国指定史跡に指定された。
白山比盗_社公式サイト より。 大境洞窟住居跡の解説はこちら。

参道入口

参道

境内入口の狛犬

拝殿

大境洞窟

本殿