宇氣・河口(うけ・かわぐち)神社

米子市内町111(平成21年7月30日)

東経133度19分37.31秒、北緯35度25分40.77秒に鎮座。

この神社は鳥取大学医学部校舎の西側に鎮座しています。100mほど西側には米子港が有り、600m程南には米子城跡、昔からの町の中心部に位置しているようです。
広々とした境内は月極駐車場となっており、その中に一本だけ見事な御神木が聳えていました。

この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、天女の「七夕伝説」が残されており、地元では「七夕神社」とも呼ばれています。
又、昔、この地域では七夕の笹竹は近くの加茂川に流していましたが、京橋のあたりで笹竹が川を埋めつくしたそうです。ところが海運業がさかんだった当時、そのあたりには多くの船が繋がれており、これでは困るとこの社に笹竹を持ち寄り、8月7日に七夕祭をすることになったといわれ、周辺の通りにも笹飾りが飾られたり、神社へも集められた笹飾りを見物する人々が多く、かなりの賑わいを見せているそうです。

神社入口 社号標
境内の様子
拝殿
本殿
御神木