皆生(かいけ)温泉神社

米子市皆生温泉3(平成21年7月30日)

東経133度22分4.08秒、北緯35度27分13.59秒に鎮座。

 この神社は皆生温泉の北東、皆生浄化センター東に鎮座しています。ホテル街の中にあり、清潔に整えられた綺麗な神社でした。

 この社は皆生温泉の発展に尽力した有本松太郎が「皆生温泉に日本人らしい心のよりどころを」という願いをこめて創建したそうです。
 皆生という地名の由来は、「その昔、出雲の稲佐の浜から泡となって流れた魂たちが海岸に流れ着き、新しい身体と心が蘇生(よみがえる=黄泉の国から帰る)されて、皆、生まれ変わった。」と言い伝えられ、このことから、当地を「皆生」と呼ぶようになったと言われ、長寿の神とされています。

社頭 明神鳥居 社号標
境内の様子
拝殿前、昭和8年生まれの子連れ出雲丹後狛犬
願掛け狛犬のようですが、残念ながら阿の上顎が欠けています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和8年(1933)5月15日建立)
拝殿
拝殿木鼻・狛犬と象
本殿
右脇社 左脇社
左脇社の崩れかけた出雲構え獅子
境内右側、境内社・稲荷神社
稲荷神社拝殿
巻物を咥え、牙のあるお狐様
(大正14年(1925)4月1日建立)
稲荷神社本殿