阿陀萱(あだかや)神社

米子市橋本623 (平成26年7月23日)

東経133度20分59.93秒、北緯35度23分46.72秒に鎮座。

この神社は、米子駅の南南東3km程の辺り、橋本の街並から北側に広がる杜の中に鎮座しております。

主祭神 阿陀加夜奴志多岐喜比売命
祭神  市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命・大山祇命・素戔嗚命・誉田別命・武内宿祢命・八ツ耳命・宇迦之御魂命

由緒
古事記(712年)によれば大国主命は大勢の兄神様と一緒に八上姫へ求婚のため因幡国への途次、因幡の白兎を助けた縁で結ばれ出雲の直会で多岐喜姫(当社祭神)が生まれ給う。因幡国へ里帰りの途中、多岐喜姫は榎原郷橋本邑の榎の俣に指を挟まれ此処にとどまり鎮守神として祭祀された歴史ある古社です。また阿陀萱神社由緒書には合祀の宗像神社祭神を天平6年(735)9月15日安芸国厳島神社より勧請の記述あり。
戦国時代は七尾城(当、宝石山山頂)の守護神として篤く崇敬され大永元年(1521)行松源太兵衛城主、出雲富田城主、尼子経久(1523年)、米子城主吉川広家侯(1601年)より寄付あり。依って神領地も多く瑞光山清水寺地蔵院(安来市)が当社の別当を勤め永らく祭祀厳重なり。
神社創建の年代不詳なれど旧くより阿陀萱大明神と称し榎原郷八ヶ邑の鎮守神であったが現在は榎原、吉谷、古市、橋本、の氏神様として祭祀継承されております。。
境内由緒書き より。

参道入口

突然天から降ってきた隕石で安産祈願の石だそうです。

鳥居

随身門

随身様

境内

境内入口の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(文化7年(1810)庚午9月建立)
拝殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和5年(1930)庚午10月建立)

拝殿

本殿