方見神社

東伯郡琴浦町上伊勢99(平成21年7月29日)

東経133度42分16.48秒、北緯35度29分10.94秒に鎮座。

 この神社は浦安小学校の東南東約350mに鎮座しています。
 入口の靖国鳥居を潜ると豊かな森の中に真っ直ぐな参道が通り、その奥に県指定文化財・随神像が置かれている、すっきりとした随神門が建立されています。随神門を潜り尚も参道を歩くと、右手に伊勢大神宮遥拝所があり、出雲構え獅子が護る境内入口には二の靖国鳥居が建ち、明るく綺麗な境内中央奥に、千鳥破風の付いた大きな拝殿が建立されています。その拝殿には渡り廊下で繋がれた神饌殿と覚しき建物があり、拝殿裏側に廻ると中門と板塀に囲まれた中に本殿が建立されています。
 広い社地に豊かな森があるこの社は、とてもよく整備され、手入れも行き届き、気持ちの良い参拝が出来るお薦めの出来る神社です。

 御祭神:天照皇大神
 祭礼日:10月連休土・日曜日
 境内社:多数
 由緒:元「上伊勢皇大神宮」と称され、平安時代から続くといわれる由緒ある古社です。隋身門には、鎌倉時代の作といわれ、県指定保護文化財の武装した寄木造の隋身像が安置されています。

社頭
入口の靖国鳥居 社号標
参道の様子
随神門
県指定文化財・随神像

参道右側、遥拝所
「伊勢大神宮の方向、日の出の方向」と案内に書かれています。
遥拝所を護る出雲構え獅子
中々の面構えですが、阿の顔面が欠損しています。
狛犬の拡大写真はこちらで
参道の様子
境内入口手前にいる明治11年生まれの出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治11年(1878)4月吉日建立)
境内入口手前左側の植え込みの影に置かれている先代さん
境内入口に建つ二の靖国鳥居
拝殿前、昭和29年に再建された石造狛犬
元々この台座には青銅製狛犬が奉納されていたのですが、大東亜戦争に際し軍需資材として献納されてしまったので、改めて花崗岩を彫って奉納し直されたと台座に書かれていました。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和29年(1954)10月再建)
拝殿
拝殿に架かる出雲大社式の太い注連縄 拝殿に架かる額
「天照皇大神」
拝殿右側に渡り廊下で繋がれている神饌殿?
中門
本殿
末社群 末社群