亀谷神社

東伯郡北栄町亀谷680(平成21年7月29日)

東経133度45分05.27秒、北緯35度27分52.74秒に鎮座。

 この神社は151号線に面して鎮座しています。入口の石垣の上に鳥居と社号標が建ち、石段が嫌になるほど続いています。参道が平坦になると左に90度曲がり、鳥居の奥に狛犬がいて、随神さんのいらっしゃる社殿と棟続きのように造られた、変わった造りの社務所兼用の神門を入ると境内となります。境内は明るく綺麗に清掃整備され、奥に大きく立派な拝殿と玉垣内に流造りの流麗な本殿が建立されています。

 御祭神:木花佐久夜比売命、品陀和気命、大国主命、事代主命
 祭礼日:10月9日
 由緒:この社は往古より四所に鎮り、各社共創立年代は不詳ですが、、木花佐久夜比売命は「氏宮大明神」と崇敬され、現社地に鎮座していました。品陀和気命は「八幡宮」、大国主命は「大森大明神」と崇敬され、この三社は享保の頃迄は別の神社でしたが、氏宮大明神に合併し、各社号を残して氏神と称され、領主より数ヶ所の神地を寄進され祈願所となっていました。
 明治5年10月村社に列せられ、西亀谷神社と改称されました。
 事代主命は尾崎に祀られていましたが、この社も創立年代は不詳、明治元年10月東亀谷神社と改称されました。
 明治41年両亀谷神社は合併され、同年11月19日神饌幣帛料供進神社に指定されました。翌42年1月12日亀谷神社と改称されています。

社頭
社号標 石段の参道
参道の中の二の鳥居
社務所兼用の神門

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(明治28年(1895)3月吉日建立)
拝殿
拝殿目貫彫刻・龍と出雲大社式の太い注連縄
流造りの本殿
境内社 末社と額
「正八幡宮・氏宮大明神・大森大明神」