面影神社

鳥取市正蓮寺192 (平成21年8月1日)

東経134度14分53.89秒、北緯35度28分15.3秒に鎮座。

この神社は標高100mの面影山南西麓に鎮座しています。面影山は今木山・甑山(こしきやま)と共に因幡三山の一つで、その美しい姿が天の香久山に似ているとして、万葉歌人や国司達は都に残した妻子などを偲んで面影山と名づけたそうです。その中でも大伴坂上郎女「わが兄子が 面影山のさかゐまに 我のみ恋ひて見ぬはねたしも」の歌は有名です。
神社は正蓮寺脇の小径の突き当たりが入口で、明神鳥居を潜ると坂道の参道となり、大きな社務所兼参集殿前に境内入口があります。境内には未だ木の香がにおうような真新しい社殿が建立されていました。

御祭神:武甕槌命
祭礼日:3月8日、7月8日、10月8日
由緒:祭神として祀り始めた時期は不明ですが、宝暦10年(1760)に社殿を建立した棟札があります。当時は武王大明神と称していましたが、明治元年に面影社と改め、更に明治7年現社名に改称し、村社に列せられました。

社頭
明神鳥居 鳥居に架かる社額
参道、境内入口の様子
社殿
社殿に架かる額 社殿左側面から