夏泊神社

鳥取市青谷町青谷5513 (平成21年7月28日)

東経134度00分19.55秒、北緯35度31分39.15秒に鎮座。

この神社は夏泊港に向かって鎮座しています。この社には今回の旅のテーマの一つと考えていた、鳥取市青谷町周辺で江戸時代末期に活躍した名石工・川六(本名:尾崎六郎兵衛)の狛犬が居るという情報があり参拝の運びとなりました。
夏泊港の最奥に鎮座する神社は、極小規模の社地の神社でしたが、石垣の上で海に向かって建つ姿は厳かで、社殿や狛犬も補修の跡があったり綺麗に清掃が行き届いていたりと、地域の方々の崇敬の気持ちが伝わってくる神社でした。

この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

神社遠景
社頭
入口の明神鳥居 鳥居に架かる額
天保10年生まれの江戸時代末期に活躍した名石工・川六の狛犬ですが、この狛犬の台座には河六と彫られていました。基本的には出雲丹後の造りですが、大きな目や、ややペチャンコな鼻等が、本場物よりも愛嬌や親しみやすさを感じさせています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・河六 天保10年(1839)9月建立)
拝殿
本殿
本殿木鼻・狛犬
(同一方向からしか撮れなかったので、同じ向きの写真しかありません。)
境内社二社 神社前の夏泊港の様子
夏泊港の様子