湖山神社

鳥取市湖山町南1-369(平成21年8月1日)

東経134度10分56.11秒、北緯35度30分33.07秒に鎮座。

 この神社は鳥取緑風高校北約400m、通称「そら山」に鎮座しています。この地は裏山城という因幡天神山城の出城で天文13年(1544)前後に成立した山城跡と考えられています。因幡天神山城との距離はおよそ200m程で、現在は南に湖山神社、北に秋葉社が鎮座しています。
 明るく開けた入口は右側が駐車場となっており、鳥居の奥下の社地中央に石垣が組まれ、境内へと上がる石段の参道が造られています。参道は途中から鬱蒼とした樹林の中の登りとなり、途中左には末社も祀られています。境内は明るく開け、入母屋造りの拝殿と、玉垣内に大きな本殿が建立されています。
 城郭跡なのでとにかく鎮守の杜が素晴らしい景観でした。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。例祭は隔年の10月祝日に執り行われ、神輿・屋台等がでるようです。

神社入口 明神鳥居 社号標
石段参道入口
石段参道途中にいる明治40年生まれの出雲丹後狛犬
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(明治40年(1907)9月吉日建立)
石段参道左に祀られる境内社 石段参道
境内入口
境内入口左右にいる昭和3年生まれの出雲丹後狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和3年(1928)11月建立)
拝殿
拝殿内の様子 本殿正面
本殿