紙屋神社

鳥取市青谷町紙屋(平成21年7月28日)

東経133度58分38.5秒、北緯35度27分47.18秒に鎮座。

この神社は51号線を挟んで青谷勝部郵便局の対面辺りに鎮座しています。入口は道路から少し奥に入っていますが、御神木の大きな銀杏の木が目印になると思います。
この社には江戸時代末期に活躍した名石工・川六の狛犬が居るという情報を得てやって来ましたが、子狛を連れた出雲丹後風狛犬でした。境内は昼尚薄暗く、地面も狛犬の背も苔に覆われ、一段と風情と風格を増しているように見えました。

この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

社頭
石段の参道
境内の様子
川六作 万延元年の出雲丹後風狛犬
柔和な顔で、阿は子狛を連れています。子狛が親の胸を借りながらも、一丁前に威嚇の表情をしているのが何とも可愛いらしいですね。適当な苔むし方が貫禄や年代を感じさせ、得も言えぬ風情を醸し出しています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(北河原村住・川六作 万延元年(1860)12月建立)
社殿
社殿目貫彫刻・龍
社殿木鼻・狛犬と象
境内入口に聳える御神木・大銀杏境内中をフカフカの緑の
絨毯にしているスギゴケ