鳥取市卯垣294(平成21年8月1日)
東経134度15分33.42秒、北緯35度29分24.55秒に鎮座。
この神社は43号線沿いに参道の入口がありますが、とても神社の参道とは思えない雰囲気の路地で、一旦は通り過ぎ、信号から引き返して来て、途中家の外のお掃除をしておられる方にお聞きして、やっと神社の参道であると確信でき、参拝できた神社でした。
傍まで行くと大きな杉の木が聳え、市保存樹林の案内もあり、しっかりとした鎮守の杜を供えた神社であることが分かります。社地入口の鳥居を潜ると、鬱蒼とした森の中を通る石段の参道となり、少し開けた感じの境内には狛犬が居て、妻入りの社殿が建っています。本殿はその社殿内に建立されていました。
参道境内の周囲に林立する椎、杉、ブナなどは1000年の歴史を物語るかのように雄大に聳えていました。
この社に案内は無く、御祭神は倉稲魂命、猿田彦神ですが、勧請年月・縁起・沿革等は不明です。
勝手な想像だが、卯は普通「う」と読むが、ここの住所は「ぼう」と音読みをしています。十二支の卯「ぼう」と考えると、卯は東。地図を見ると鳥取城の東に位置しています。東の守りとして、嘗てこの地に大寺院があったのかも知れません。
43号線沿いの参道入口 |
住宅前を通る参道の様子 |
社頭 明神鳥居 |
社地内参道の様子 |
境内入口 |
拝殿前、大正15年生まれの出雲丹後狛犬 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(大正15年(1926)12月建立) |
拝殿 | |
拝殿に架かる額 | 拝殿内の様子と本殿 |
市保存樹林の御神木 | |
杉 |
椎 |
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