太田神社

鳥取市国府町岡益124 (平成26年7月18日)

東経134度18分12.39秒、北緯35度27分03.40秒に鎮座。

この神社は、鳥取駅の南東8km程の辺り、水田地帯が終わり山並みが間近かな水田の中、鎮守の杜に囲まれ静かに鎮座しております。

御祭神 猿田毘古命・天細女命・須佐之男命・伊佐弉册命

由緒
当社の勧請年月不詳なれど因伯大年表に後冷泉天皇の御代康平5年(1062)岡益に太田大明神を祀るとあり。寛文9年(1669)社殿を建立。岡益245人清水130人の棟札あり、岡益清水集落形成の頃より奉斎したことと思われる。当時近隣の村二社と合同して神輿渡御の神事が執行されその舊地をミツコシ(三輿)と称して近郊に誇る祭事がされていた。降って明治元年(1868)太田社と称し、同7年(1874)太田神社と改称す。明治40年(1907)神饌幣帛料供進神社に指定される。大正7年(1918)4月5日大字清水字中尾鎮座清水神社を合祀し、更に大正15年(1926)3月12日大字谷村字荒神鎮座谷村神社を合祀して岡益、清水、谷の氏神となる。かつて秋祭りには近郊の子ども達の相撲大会が境内で盛大に行われていた。
因に昭和8年(1933)12月本殿新築され、旧社殿移転保存す。昭和53年(1978)水田圃場整備土地改良事業を機に氏子関係者の減歩寄進により境内地拡張す。(512平方米)現駐車場が之なり。昭和56年(1981)7月旧社殿保存保護上屋新築、平成4年(1992)11月社務所兼籠堂新築す。尚御祭神先導の神を祭ることから交通安全守護の神社として崇拝されている。
境内由緒書き より。

神社遠景

神社入口と一の鳥居

二の鳥居

神額

拝殿

拝殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(合祀記念 大正15年(1926)3月12日建立)

拝殿内部

本殿


旧社殿