美歎(みたに)神社

鳥取市国府町美歎261 (平成26年7月18日)

東経134度17分22.21秒、北緯35度28分30.98秒に鎮座。

この神社は、鳥取駅の東南東6km程の辺り、美歎の街外れ、山際に鎮座しております。

御祭神 経津主命・武甕槌命・市杵島姫命

由緒
美歎神社の創建は詳細には分らないが、清和天皇貞観16年(874)「因幡国従五位下美歎神に従五位上を授く」とあるから、少くも一千余年の昔から朝廷にも認められていたものと思われる。また承徳3年(1099)国主として因幡に下った平時範の日記にも「2月26日惣社並びに宇倍神社に参拝のあと美歎神社を巡拝した」と記されている。当然延喜式神名帳(927)にも記載された「式内社」である。
御祭神は経津主命、武甕槌命、市杵島姫命の三神で、前二神は天照大御神の命を受け、大国主命と談判して、国ゆずりの大業を達成された武勇の神であり、市杵島姫命は元美歎の空ヶ滝に鎮座していた「滝神社」の祭神(水の神)であったが、当社に合祀されたものである。
もともと美歎部落は、その昔因幡山の頂上附近(屋敷鳴=奥三谷)にあり、戸数四戸の氏神として祀られていたが、人口がふえるに及び金内(屋敷谷=二度村)に移転し、更に現在地(宮の前)に部落と共に奉遷されたと云われている。因に現在地の社殿の造営は正徳2年(1712)と棟札に記されている。最近昭和12年(1937)本殿、幣殿が、更に昭和62年(1987)社務所、参籠所がそれぞれ改築された。・・・・
境内由緒書き より。

参道入口

神額

参道

拝殿

拝殿前の出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

本殿


末社

御神木