下山神社

西伯郡大山町大山(平成17年11月23日)

 現在この神社は大神山神社奥宮の末社となっていますが、元徳2年(1330)大神山神社を崇敬していた備中郡司渡邊日向守の一子、照政公が参拝の帰路奇禍に遭い不慮の最後をとげたのを里の人々が憐れみ、大山下山の地に小祠を建て下山善神と呼んでいましたが、数々の霊験があり、後、夢のお告げにより、この地に奉還したものなので、大神山神社奥宮とは別に記載しました。
 多くの武将の信仰があり、現在の社殿は代々信仰の厚かった石州津和野の領主・亀井隠岐守矩貴公が文化2年(1805)に再建されたもので、重要文化財に指定されています。

神社遠景 社殿脇から
社殿内の様子 本殿
首輪をしている優しげな古いお狐様。
優雅なお姿ですが、阿は耳、顎、尻尾が欠け、吽も耳がありません。