蚊屋島神社
西伯郡日吉津村日吉津354(平成21年7月29日)
東経133度22分57.63秒、北緯35度26分1.59秒に鎮座。
この神社は日吉津村役場の南約300mに鎮座しています。明神鳥居の建つ参道入口から、一直線に伸びた参道の先に、黒々とした鎮守の杜が、ポッカリと良く見えました。境内の入口には随神門が建ち、その先には豪華な拝殿と重厚な本殿が建立され、拝殿右側には神饌殿?と覚しき社殿が渡り廊下で繋がっていました。神楽殿も未だ現役らしくとても綺麗に清掃され、全てが整備清掃されている、とても気持ちの良い神社でした。
御祭神:天照大御神、高比賣命、合殿:豊受姫命、豊受姫命、大年神、天萬栲幡豊秋津姫命、天手力雄命、天若彦神、合祀:級長津彦命、月夜見命、猿田彦大神、神倭姫命、天太玉命、素盞鳴尊、大己貴命、事代主神、金山彦神
祭礼日:例祭日・10月11日、春祭日・4月11日
由緒:創建年代は不明ですが、尼子氏の社領証文によって天文14年(1545)以前であることが知られています。
古くから蚊屋ノ庄の産土神として地方の崇敬篤い社でした。特に武家の崇敬が篤く、尼子氏を始め、吉川氏、中村氏、池田氏などの領主より社領の寄進がありました。
また寛文2年(1662)より慶応元年(1865)までは造営の度に材木及び銀が藩主より寄進されました。
造営、祭礼等の節は米子より役人が出張し警護を例とし、郡中の五穀豊穣、風水旱疫の災いを除去すべき祭祀を執り行いました。
社号は旧くは「日吉津村大明神」とも「伊勢宮」とも称し、後には「天照皇大神宮」とも、「日吉津ノ宮」とも記しました。
明治維新の際、「蚊屋島神社」と改称しました。
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参道入口 明神鳥居 |
鳥居に架かる額 |
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参道の様子 |
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随神門 |
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参道・境内の様子 |
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拝殿 |
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拝殿唐破風下の彫刻・龍 |
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拝殿に架かる額と生き生きとした龍の彫刻 |
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拝殿木鼻・狛犬と象 |
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拝殿右側に渡り廊下で繋がっている神饌殿? |
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本殿 |
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神楽殿 |
境内社 |
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合社 |
御神木 |
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