稲光神社
西伯郡大山町稲光700(平成21年7月29日)
東経133度26分58.01秒、北緯35度28分21.79秒に鎮座。
この神社は山陰本線線路近くの池の端に鎮座しています。地図には「正八幡宮」と書かれていますが、正式には地域名を冠した「稲光神社」と改称されているようです。
入口の一の鳥居には「牛頭天王」、参道途中に建つ二の鳥居には「正八幡宮」と書かれ、参道左側に残された旧鳥居の柱前にも同じ社名の額が置かれています。そして現在、参道には岡崎現代型狛犬が三対置かれていますが、境内左脇にもひっそりと先代の狛犬達が勢揃いしていました。捨てることなくきちんと残してくれていることに、この社の氏子さん達の優しい思いやりが感じられます。
御祭神:誉田別命、仲哀天皇、武内宿禰、倉稲魂命、稲田姫命、素盞鳴尊
祭礼日:4月15日
由緒:創立年月は不詳ですが、往古、山城国・男山八幡宮の分霊を勧請したと伝えられています。
元数村の産土神で、八幡宮と称していましたが、明治元年神社改正の際、稲光神社と改称し、壱宮神社の摂社に定められました。この時、境内末社だった稲荷大明神(倉稲魂命)を合祀しています。
その後、大正5年10月16日、高麗村大字稲光字六反田鎮座・無格社大城神社(稲田姫命、素盞鳴尊)を合併しました。
入口に建つ一の台輪鳥居と額「牛頭天王」 |
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参道途中に建つ二の台輪鳥居と額「正八幡宮」 |
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参道脇に残されている旧鳥居の柱と額 |
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境内左脇にひっそりと置かれている先代の狛犬達 |
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