松上神社

倉吉市山根99(平成21年7月29日)

東経133度51分26.98秒、北緯35度26分43.05秒に鎮座。

 この神社は山根自治公民館東の路地が入口となり、市の東に広がる山間地の山裾に鎮座しています。入口には石段しかなく、よく知っている人でないと分かりづらいかもしれません。
 石段を上がりきると平坦地に鳥居が建立され、奥に神門、境内、社殿と続きます。境内にはいると出雲構え獅子がおり、拝殿には出雲大社式の太い注連縄が架かっています。三間社流造りの本殿、境内社、宝物殿などは全て赤い屋根で統一されています。
 それほど大きな神社ではありませんが、景観が清々しく静かな気持ちの落ち着く神社でした。

 御祭神:猿田彦神、倉稲魂神
 祭礼日:10月17日
 境内社:一社
 由緒:創建年代は不詳です。往古には松上大明神と称せられ、多いに崇敬を受けていた神社です。
 明治元年11月に山根神社と改称し、同時に末社の神(倉稲魂命)を合祭しました。

 一旦は地域名の「山根神社」と改称したとありますが、その後何時、現社名に復称されたのでしょうか?

社頭
参道途中の明神鳥居
神門
境内の様子
大正13年生まれの出雲構え獅子
阿のお腹の下に寄り添うように子狛がいます。甘えた様子が可愛いですね。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正13年(1924)10月建立)
拝殿
拝殿に架かる出雲大社式の太い注連縄
本殿
境内社 神社宝物殿