銀杏(いちょう)八幡宮

中央区日本橋蛎殻町1-7-7 (平成26年11月28日)

東経139度47分06.96秒、北緯35度40分46.85秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅より徒歩数分の所に鎮座しています。かつては神楽殿を備えた神社だったようです。文豪谷崎潤一郎著「幼少時代」にて、映画や芝居などがなかった昔は、子供はあんなもの(来戸注 ・神楽のこと)を見るより外に目を楽しませる術はなかった。と
同じ町内の明徳稲荷、亀嶋町の純子稲荷、蠣殻町の銀杏八幡、人形町の水天宮などで毎月それぞれに一度はお神楽が奏せられ、楽しみにしていた。と

御祭神 誉田別尊

御由緒
御創建は不詳、大正12年9月の大震災で烏有に帰せる。社殿への御遷宮は、安永4年9月27日なるも当時境内に天空を覆うて鬱蒼と聳え立てる大銀杏は樹齢3、400年と言われたことから御創立はそれ以前と拝察せられる。本宮は、旧福井藩常盤橋松平氏の御屋敷の鎮守として奉祀せられ、宗族家臣の崇敬尊信極めて篤く霊験日々に新たに神徳月月に盛んで万代御武運長久御繁栄を御守護あらせられまして明治維新廃藩置県を迎えました。
其の後何時とはなく此処松平家の領地に居住する蛎殻町民の熱烈なる信仰希わずして郷土の鎮守産土様なり、年々歳々敬虔奉齋の誠を捧持いたして終戦に至り、祀職森田耕造、宗教法人令に基づいて宮委員会の議を経て神道大教所属「銀杏八幡宮」を設立、昭和21年8月10日法定社としての体制を整え昭和25年7月、瑞垣神殿、神楽殿、社務所等の造営を完成し、名実共に面目を改め、昭和27年12月15日更に宗教法人法に依る認証を得て現在に至った。
八幡宮奉祀社は中央区本宮が唯一の存在である。尚、稲荷神社は安永3年甲午4月10日の記録がある。
蛎殻町でこんにちは>銀杏八幡宮の紹介 より

神社入口

拝殿 本殿

銀杏稲荷神社