高田氷川神社

豊島区高田2-2-18(平成16年10月24日)

我が家から歩いて10分強。付近を何度も散歩していたにも関わらず、参拝は今日初めてです。拝殿の前の平成狛にガックリし、参拝を終えてから境内右隅にひっそり座っていた狛犬さんに気が付きました。吽ちゃんの顔が崩れていたので先代としてご隠居さんの身となったのでした。

御祭神は
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大巳貴命(おおなむちのみこと)

由緒は
平安時代貞観年中に大宮に鎮座した氷川神社のご分霊をこの地に鎮祭した。在原業平も参拝したと伝えられている。神社正面の石鳥居は、江戸時代寛政二年に鳥羽藩主により寄進された。成人の日には御奉射祭(おびしゃさい)を執行っており、水無月の大祓には、茅(ち)の輪を鳥居に飾っている。
とある。
大宮の氷川神社が氷川女体神社とセットになっているように、ここも落合の氷川神社と対になって夫婦の宮と呼ばれていた旨、豊島区教育委員会の説明板に書かれているが、落合の氷川神社も御祭神を上の三神としており現在は離婚状態と思われます。

(文化4年(1808)12月吉日制作)

神社全景

社殿

立派な体躯の江戸尾立狛犬だったのに顔が欠けて惜しい

ご神木のイチョウ