豊島区雑司が谷3(平成17年1月22日)
この神社は都電荒川線の線路脇に建ち、疱瘡除けの守護神として、又、雑司が谷のお酉様として、地元民に親しまれているようです。江戸時代までは鬼子母神境内にあり鷺明神といわれていましたが、明治の神仏分離令によって移転、大鳥神社と改名しました。毎年11月の酉の日には酉の市が開かれますが、これは慶応元年(1865)から続いているそうです。今では思いもかけない事ですが、境内に雑司ヶ谷ナスの掲示板があり、大正中期までこの辺りがナスの一大生産地だった旨が書き込まれていました。
神社全景
社殿と狛犬
(大正7年11月建立)
(昭和15年9月建立)
流れる様なソフトウエーブの鬣を持つ江戸狛犬
社殿前の招魂社系狛犬