台東区寿4(平成16年11月7日)
黒船神社という名前に惹かれて行きましたが、チョット見には境内も社殿も小さいし『大したこと無いか〜』と諦めながら玉垣内を覗いてビックリ!!!本日一押しの狛犬が棲息しておりました。太陽光線が強すぎて写真写りは良くありませんが、掛け値なしの名品です。
神社入口
(嘉永7年(1854)9月建立)
典型的な江戸狛犬。阿は授乳、吽も子持ち。
前後左右何処から見ても隙のない彫り。この様に一切手抜きをせず、妥協のない製作姿勢を持ち続ける職人を名人というのだろうか。
社殿そのものは造り替えているが
彫刻、木鼻などは元の物を再利用している。
波間に今にも飛び出してきそうな鶴。
鬣を風になびかせた彫りの良い木鼻狛犬