浅間神社

台東区浅草5-3-2 (平成23年5月14日)

東経139度48分5.83秒、北緯35度42分57.64秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
言問通り「浅草寺観音堂裏」交差点から北へ5分程と歩くと・・・・・
左側に象潟(きさがた)署、右側に富士尋常小学校、そこで浅間神社に突き当って四辻だ。(川端康成「浅草紅團」)。

池波正太郎「鬼平犯科帳」
わたしらもお富士様のご利益は十二分に享受しました。どうしてって?仲間が、集まった金子をこっそりと頂戴して山分け、これも功徳というもので。

お富士様とよばれ江戸時代を代表する富士信仰の聖地として各所の富士講たちの尊崇を集めた。お富士様の植木市、現在では5月・6月の最後の土日に柳通りを中心に植木屋がならび、時ならぬジャングルを現出している。(植木市は公式サイトより引用)

浅間神社(浅草のお富士さん・台東区有形民俗文化財)
浅間神社は、富士山への信仰に基き勧請された神社で、神体として「木造木花咲耶姫命坐像」を安置する。
創建年代は不明だが、『浅草寺志』所収「寛文十一年江戸絵図」に表記があり、江戸時代初期の寛文十一年(1671)までには鎮座していたようである。現在の鎮座地は、約二メートルほどの高みを成しているが、中世から江戸初期にかけて、関東地方では人口の塚、あるいは自然の高みに浅間神社を勧請する習俗があったとされており、当神社の立地もそうした習俗に基くものと思われる。江戸時代には浅草寺子院修善院の管理のもと、修験道による祭祀が行われ、江戸を代表する富士信仰の聖地として、各所の冨士講講員たちの尊崇を集めた。明治維新後は浅草寺の管理を離れ、明治六年(1873)には浅草神社が社務を兼ねることとなり、現在に至っている。・・・・・・。
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浅草神社公式サイト、浅草富士浅間神社はこちら。

神社遠景。右手は旧富士尋常小学校、現富士小学校

神社入口

拝殿

社額

境内と旧象潟署、現浅草警察署

社務所

富士小学校

御朱印